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【 D51863・機関士の目線 】

 いつものように線路脇の枕木に座っていると運転台から「上がっておいで!」の声。緊張しつつも 焚口を開けたりひとしきり楽しんでいると構内を数百メートル移動するという。 「そこ(機関士席)に座って…運転してごらん」…もう 頭の中がまっ白になって今ではまったくその瞬間の記憶はない。 覚えているのは、とにかく車輪の振動そのままの恐ろしく悪い乗り心地だった事。 いまの世じゃ、やれ規則違反だの何だのと、とても許されないでしょうが、 優しかったあの時の機関士さん、機関助手さんお二人に感謝感謝です!
(川西池田駅 1969年 4月20日 撮影:T.S/解説:T.S)

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