【 播州から山陰へ 】

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【 ラッセル車 キ100形 キ182 】

 積雪地帯の機関区では庫の片隅にひっそりと置かれた除雪車が見られた。いざ雪が積もりだすと本格的な除雪に 先立って取りあえず線路脇に雪を押しのけるのがラッセル車の役目。そのあとキマロキ編成の特雪列車を仕立てて本格的除雪となるが、 一連の作業を一気にやってのけるDLや モーターカーの登場で活躍の場を奪われ、蒸気機関車と運命を共にした車輌でもある。推進は電気機関車ではあるが現在でもこのキ100が現役で活躍するのは 弘南鉄道に残るキ105のみである。
(新見機関区 1971年 3月 28日撮影:T.S/解説:T.S)

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