【 播州から山陰へ 】

niimi_rh1.jpg

【 扇形庫で憩う蒸機達 】

山々に囲まれた静寂の新見盆地。もう春だというのにまだまだ凛とした冷たい空気が張り詰め、静かな時を刻んでいた。そんな中で蒸機の発するドラフトはまるでスーパーウーハーの重低音の響きを全身で受け止めるかの如く 感じ、そして汽笛にはエコーがかかり、何度も何度も山あいに木霊してフェードアウトしていったのがとても印象的だった。 
(新見機関区 1971年 3月 28日撮影:T.S 解説:T.S)

Thumbnail

ホーム 前 次