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【 生野トンネルに進入するC5711 】

 C5711はかつての特急「かもめ」専用機。特急牽引の役目を終えた後、播但線で余生を過ごしていた。 生野トンネルは全長614m、断面積が狭く、25‰の急勾配が続いており、SL時代は煤煙で乗務員を苦しめてきた。 昭和34年4月 C54牽引の回送旅客列車の乗務員がトンネル内で意識不明になり、 停まるはずの生野駅を通過して下り勾配を暴走し脱線転覆、乗務員が殉職する事故があった。
(1971年 2月26日 生野付近・撮影:T.T/解説:T.T)

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