【 夕張運炭の立役者たち 】

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【 夕張鉄道 12号機 】

日立製11形 ハチロクのボイラに キュウーロクの足周りを組み合わせたような形だが…  れっきとした自社発注機。どことなくアメリカン古典機の雰囲気をかもしだしている。同鉄道開業時に4両が造られたが後に国鉄キュウーロクとほぼ同じ21形が 増備され、最後まで現役として残った12号機。路線廃止後は個人に譲渡されたほか、14号機が"石炭の歴史村SL館"に保存されたものの夕張市破綻に伴い閉館となり 同機を含む産業遺産である多くの保存車両の保全が強く望まれるところだ。
(鹿ノ谷 1973年 7月18日撮影:T.S/解説:T.S)

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