釧網本線の北浜─浜小清水間は濤沸湖とオホーツク海を隔てる砂嘴の上を走る風光明媚な路線である。 線路の両側は6月〜7月にかけてハマナス,エゾキスゲ,エゾスカシユリなどの花々が咲き乱れる天然のお花畑となっており、 ここを訪れる観光客のために、5月〜10月の間だけ、臨時乗降場 原生花園駅に列車が停まる。 写真はこの区間を往く急行しれとこで、背後には濤沸湖が広がる。5輌編成で釧路を出発した列車は、 標茶・斜里で次々と輌数を減らし、ここを通過する時にはキハ22+キハ27の2輌だけだった。 撮影した7月下旬では、残念ながらお花畑の盛りをやや過ぎてしまった感がある。 |
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