【 山陽路のローカル私鉄 】

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【 別府鉄道・ハフ7 】

神中鉄道発注、汽車会社製の木造単車ハ20形24として1926年に誕生。三岐鉄道ハフ16を経て1959年に別府鉄道ハフ7として入線。 駅に近づくと客扱いをしていた車掌さんが、汽笛を合図にやおら車端の手ブレーキハンドルをグルグルまわす。ゴ、ゴ、ゴ、ゴーッという音と共に車輌全体が震え、 徐々に減速しはじめる…本来の緩急車の役割をも担っていたわけだ。現在は生れ故郷の相模鉄道・かしわ台工機所で 保存されている。
(別府港機関区・1976年2月9日撮影:K.W/解説:K.W/補足:T.S)

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