【 阪急電車回顧・万博のころ 】

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【 9O0形951 】

1930年に登場し当時は日本一のスピードを誇った900形。このあと登場した920形と共に国鉄のSLや阪神電車と阪神間の所要時間の短縮に凌ぎを削った関西私鉄を代表する名車。900形は両運転台車 として他の形式と連結し重宝されたが更に長編成化するにつれ晩年は狭い運転台が嫌われ不要運転台として撤去され中間車、中には電装解除のうえ付随車として使用され1978年には全廃された。解体を 免れ正雀車庫に保管されたトップナンバー900は整備復元され1988年には技術遺産としてデイ100形116と動態保存されており、イベント時には懐かしい走行音とともにその勇姿を見せている。
(宝塚線・197* 撮影:T.S)

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