【 阪急電車回顧・万博のころ 】
【今津線の610系(2)】
阪急600系は、我が国初の量産全鋼製電車で1925年(大正14年)製の古豪。 一方、610系は1953〜1956年(昭和28〜31年)に旧型車の機器流用・車体新製で生まれた15m級の小型車。 1500Vへの昇圧後、600系は610系の中間車として組み入れられ、この写真のような3M2Tの5連となって今津線で最後の活躍をした。
(阪急今津線 逆瀬川 1971年1月23日撮影:K.W/解説K.W)