【 原点の福知山線界隈 】

【 山陰本線の Ｃ５７　１９０ 】 京都〜園部間は多くのＣ５７牽引列車が運行されていた。園部駅で機まわし中のＣ５７　１９０。 山あいに汽笛がこだまし、長閑な風景が広がっていた。日本海沿いに下関まで通じる長い路線だが民営化後には大阪近郊区間に含まれる京都から園部までは嵯峨野線の愛称となり、 1989年の嵯峨、馬堀間の新線切換を皮切りに1990年3月の電化に加え、2010年3月の複線化で大きく変貌し、都落ちした113系に改造を加えた3800、5300番台 が活躍していた。その113系も2010年3月のダイヤ改正で223系5500番台に置き換えられ、ほかに211系と183系が走る路線となった。もはや当時の面影は無かろう。 （園部駅 1969年1月撮影:T.S/解説:T.S）