【 播州から山陰へ 】

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【 播但線 C11292牽引列車 】

C11292が牽く通勤列車が行く。この頃の播但線では気動車が進出し始めていたが、まだまだ蒸機牽引の列車が主流であった。 喧噪につつまれた都会の通勤風景とはまったく異次元の世界であった。 この機関車は1945年2月、日車製で最後まで姫路機関区に配属されここ播但線と姫新線で活躍した。 1972年10月より新橋駅前に保存 され、世論調査などインタビュー番組やニュースでは背景によく登場するお馴染みの機関車である。汽笛一声新橋を…と唱われ1号機関車(150型蒸気機関車…鉄道博物館保存)が 明治5年にここ新橋(正確には汐留)を起点に走り初め、我が国鉄道発祥地としての歴史を代表してSL広場に展示された栄誉ある機関車となった。
(1971年 3月 26日 撮影:T.S/解説:T.S)

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