北陸路に消えゆくナローをもとめて
【頸城鉄道 ラキ1】
頸城鉄道が1971年に廃止されたのち保存のため同地に持ち込まれたラッセル車 ラキ1。木造有蓋貨車に大きなスノープラウをつけたような 軽便ならではの微笑ましい除雪車。東洋活性白土が軌間610mmに対して頸城鉄道は762mm。そのため車輪をはずしての保管となっているのだろう。 頸城鉄道ではこのほかロータリー車 ロキ1も在籍していた。地味な存在ではあったが鉄道模型として製品化もされた珍車だ。現在は成田ゆめ牧場まきば線を 拠点とする
羅須地人鉄道協会
により復元保管されている。
(東洋活性白土構内・1974年8月19日撮影:T.S/解説:T.S)