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【ホハフ7を増結するキハ1】

新小松から気動車に牽引されてきた増結車ホハフ7は引上線で切り離され、それを交換列車が拾って新小松へ戻っていく。夏休みだからだろうか、この小さな 車輌はほぼ満員状態。機械式気動車の乗り心地は未舗装路を走るボンネットバスかトラックそのもの。地面が見える油引きの床板に開いた大きな穴から は「く」の字に曲がった長いシフトレバーが延び、クラッチを切りながらギアをシフトしていく。運転台はまさにハンドルをはずした状態の昔のバスと同じだった。
(金平駅・1974年 8月21日撮影:T.S/解説:T.S)

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