【 阪急電車回顧・万博のころ 】

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【 1000形と800形 】

今津線で活躍する1000形1003と810形850。810形850(Tc)は昭和24年製造。従来800形で運行していた京都〜神戸間の 直通特急のサービスを向上するためクロスシートでデビューした複電圧車。運行当時は京都線が600Vで神戸線が1500Vであった。 隣は前ページ1000形1000をトップナンバーとし、この1003まで4両の試作車。 この試作車をベースとして1010形から1600形までの第2次阪急スタイルが続く。実物を眺めていた当時は旧スタイルの920形までとは随分と違う イメージだったが、並んだ写真を見ると張上げ屋根などの形状以外はまだまだ旧型の印象を強く残したデザインだったことを感じる。
(今津線・1969年 撮影:T.S・解説:T.S)

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