【 阪急電車回顧・万博のころ 】

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【2021型】

 池田駅西方の引き上げ線に入線する2021型2039他 8連。 2021型は先に登場している2000型に引き続き、1963年〜追番で登場した。 車体は同形ながら、2000型が600V専用であったのに対し、この2021型は将来の昇圧を睨んだ 600-1500V複電圧車であった点が大きな違いである。 昇圧の際、2000・2100型が大改造を受け、パンタを1個降ろしてしまったのに対し、2021型は1969年8月の全線1500V統一化後以降も、 登場時そのままM車に2個のパンタを載せた姿で後年まで活躍して続けてくれた。だから、ここであえて言わせていただければ、 8輌編成で8個のパンタグラフを振りかざして疾駆する2021型の勇壮な姿が大好きである。
(1971年3月末頃 宝塚線 池田 撮影:K.W/解説K.W)

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