【 播州から山陰へ 】

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【 播但線・列車交換 】

C57137牽引列車とキハ20が寺前駅で交換する。播但線最初の開通区間が姫路からここ寺前までで、何本かの側線を備えた 構内では給水設備もあり、給水塔が特徴的な広い駅だった。現在は姫路からここまでが電化区間で、和田山までは乗換となるが列車本数は半減し時間に1本、直通運転は特急「はまかぜ」のみ。 当時から全列車の半数にあたる朝夕に増発されるC11牽引の通勤列車はこの駅での折り返し運転だった。 阪神大震災を教訓に東側をほぼ並行して走る加古川線とともに山陽本線のバイパス路線としての位置づけだが、低規格路線で小さな隧道を抱えるため車両に制約をうけ電化も出来ないとなれば今後が 危ぶまれるところだ。
(播但線・寺前駅 1971年 7月 17日撮影:T.S/解説:T.S)

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