【 箱根登山鉄道・モハ1形101 】
この当時の旅客用車はモハ1形からモハ3形の3形式、101〜115(105は欠番)で全車が釣掛駆動だった。外観上は大差なく台車、機器類の他はモハ2形がドア間 の窓数が6個だったことくらい。モハ101〜110は開業当時の木造ダブルルーフのチキテ1〜チキテ10がルーツとなっている。チキテ時代の1926年1月 にチキテ5は小湧谷〜宮ノ下間で転落事故を起こし、以降モハ105に至っても欠番となっている。
(塔ノ沢付近・1973年8月9日撮影:T.S/解説:T.S)