【 阪急電車回顧・万博のころ 】
【 1010形1035 】
昭和29年、1000形として従来の阪急スタイルを一新する新設計で4両が試作された高性能車。その量産形としてギア比の違いで神戸線用に1010形、宝塚線用に 1100形が合計86両ほど量産された。ラッシュ時の乗降時間の緩和を計るため当初より3枚扉で登場した。1986年からは順次引退し、能勢電に譲渡され1000形として 活躍。2001年春には全廃された。
(宝塚線・中山寺付近 1971年3月10日撮影:T.S/解説:T.S)