【 阪急電車回顧・万博のころ 】

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【 デイ100形132 】

京都線の前身、新京阪鉄道時代P−6と呼ばれ貴賓車も存在した名車、デイ100形。万博輸送後1973年には全廃となるが 京都線山崎の国鉄併走区間でC51牽引の特急「つばめ」と競争したり、東海道新幹線開業前に新幹線のレールを走ったり、何かと話題の 多い電車だった。老朽化が進む同車ではあったが梅田駅移転拡張工事や1500V昇圧化、さらに大阪万博開催による輸送力増強の必要から延命 したが、一部は梅田に乗入れ出来ないため晩年は当時存在した十三駅の終端ホーム7番線を発着とする京都線普通や千里線で活躍した。
(千里線・1970年 撮影:T.S/解説:T.S)

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