次々と出発準備が整い、発車順に数珠繋ぎになっていく。まるで玉突きのようだ。広島区のC58は宇品線で活躍し、そのほか三次の芸備線管理所や新見機関区所属のC58も芸備線を広島まで列車を牽引してきて 戻りの仕業まで炭水の補給や整備で立ち寄った。ハチロクやキューロクの後継として昭和13年から431両が製造され、中型の客貨両用機として全国各地で活躍しD51に次いで身近な存在だった。 現在では50数両が全国で静態保存されているが決して状態良好なものばかりではない。唯一、C58363号機が公園保存から復活して秩父鉄道でバイオエクスプレス牽引機として活躍している。 |
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